構成文化財 名南風鼻及び鷹島の景観 なばえのはなおよびたかしまのけいかん 紀伊山脈が海に迫り、複雑な海岸線を描いているのが、広川町が臨む海辺の風景です。岩礁や砂浜が点在し、沖には小島が連なって、変化に富んだ景勝地を形成。名南風鼻と呼ばれる岬を中心とした地域と、その西に位置する面積約18haの鷹島はとくに優れた景観を築き、リアス海岸一帯が西有田県立自然公園に指定されています。地域の人々は古来、津波の襲来を案じながらも美しく豊かな自然を愛し、共存していけるよう備えています。 住所和歌山県有田郡広川町西広